
節分の夜空に飛び交う浄火、賀茂神社で「御篝神事」










節分の奇祭「御篝(みかがり)神事」が3日、桐生市広沢町六丁目の延喜式内賀茂神社(前原貞樹宮司)で行われ、何本もの火のついた薪(まき)が飛び交い、春待つ夜空を赤く染めた。
節分の夜、おたき上げの火にくべた薪を境内で投げ合う“奇祭”として、1991年に桐生市の重要無形民俗文化財に指定されている火投げ神事。同神社節分奉賛会、御篝神事保存会が伝統を引き継いで実施している。
こうこうと輝く月明かりと、風のない底冷えの夜。境内には、大勢の氏子や地元住民、写真愛好家らが集まり、神事を見守った。
社殿での祈願、豆まき、おたき上げなどの神事の後、白装束に身を包んだ氏子らが二手に分かれて準備。うなるような太鼓の音色に合わせて火のついた薪をぐるぐると回し、「イチ、ニイ、サン」の掛け声に乗せて一斉に空へと投げた。
火の粉をまき散らしながら飛び交う浄火が夜のやみを赤く染め、荒々しくも厳かな雰囲気に。集まった人たちは新しい年の無病息災と家内安全を願いながら見守っていた。 スポンサードリンク
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